こんにちは。メジロの茶葉丸です🐾
日本一周を夢見て、週末にゆっくりとランニングしてます。東京駅から走り始めて、今回は加太港からフェリーに乗って友ヶ島に行ってきました。
⏩過去の旅についてはこちらをどうぞ⛴️
【今回の観光スポット】
“ラピュタの世界“とも言われている友ヶ島は、アニメ「サマータイムレンダ」の舞台にもなっています。
アニメとそっくりな風景が広がるこの無人島は、明治時代に外国の船が大阪湾へ侵入するのを防ぐために造られた要塞が今でも残っています。
他では味わえない独特の景色を楽しんできました!
友ヶ島行フェリー乗り場
この日は夏の三連休の最終日。一日目と二日目は強風のため欠航でした。第一便(9:00)に乗りたかったので早めに来ましたが、7:40の時点ですでに10人ほど並んでいました。
売店ではジュースやお菓子、カロリーメイトなど補給食から、日焼け止め、虫よけスプレー、マスク、懐中電灯といった、あると便利なアイテムまでそろっています。
その中で目に付いたのがこちらの「友ヶ島観光ガイドブック」。この売店のみで販売しており、定価はなんと税込200円とリーズナブルです。乗船前にぜひ買っておきましょう。
その後も続々と人が増えていき、定員の100名を超えるくらいの列でしたが、8:30に臨時便を出港してくれました。それに乗って友ヶ島へ向かいます。
船内はこんな感じ。室内の座席からはほとんど景色が見えないので、できたら外の席がいいと思います。
フェリーに揺られること約20分で友ヶ島に到着します。
名称 | 友ヶ島汽船 |
住所 | 和歌山県和歌山市加太 |
フェリー料金 | 往復2,200円(税込) |
所要時間 | 約20分 |
友ヶ島に到着
まず、「友ヶ島とは?」ですが、島の名前ではなく4つの島の総称です。
紀淡海峡に浮かぶ南国の別天地、友ヶ島は、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称名です。沖ノ島には、要塞時代を偲ばせる砲台跡が点在。それらをめぐるハイキングコースも開かれています。
和歌山市観光協会
⚠️神島は上陸禁止、虎島は現在堤防が崩れていて危険なため行くことはできないそうです。
野奈浦広場
船を降りてすぐ、野奈浦(のなうら)広場です。ここには島の地図や観光案内所、トイレや自動販売機もあるので、島巡りの前に準備しておきましょう。ちなみに自販機はここだけのようです。
潮さんのお出迎えもあります。
友ヶ島管理事務所
まず初めに目に入るのが友ヶ島管理事務所です。アニメの中で凸村が働く日都ヶ島駐在所がこちらです。
大きな松の木
管理事務所を過ぎて先へ進むと立派な松が見えてきます。こちらはひづるさんがぶら下がっていた松だそうです。
その先にはSNS映えしそうな、海をバックにしたブランコがありました。
こちらの祠もアニメに出てくるようですが、どのシーンかわからなかったので、あとで調べてみたいと思います。
第二砲台跡 → 第一砲台跡 → 灯台 → 孝助松海岸
第二砲台跡
いよいよ最初の要塞、第二砲台跡に着きました。
澪と慎平がしおりちゃんを探しに来た時に、こちらの要塞がモデルと思われるシーンが出てきます。パンフレットによると、戦後外国艦隊が爆破したという説や地震や台風などの自然災害で崩落しかけたという説があるそうです。
第一砲台跡
第一砲台跡は、ハイネに襲われた竜之介をひづるさんが見つけるシーンで出てきます。この場所はアニメとそっくりです。右側にある階段から灯台を目指します。
友ヶ島灯台
友ヶ島灯台は明治5年に日本で8番目に点灯された洋式灯台です。2015年には国登録有形文化財にも指定された貴重な建物です。
孝助松海岸
孝助松(こうすけまつ)海岸に着きました。今回は行っていませんが、海岸に降りることもできます。
海岸を眺めると、右にはこの海岸の名称にもなっている孝助松が、左には大きな三角石があります。
タカノス山展望台
しばらく歩いていると、友ヶ島で標高の高い場所であるタカノス山展望台(標高119.7m)にたどり着きます。アニメでは旧菱形医院があった場所です。
ここは広場になっていて、芝生やベンチがあるのでお弁当を食べるのに最適です。
友ヶ島の周りの海、紀淡海峡を一望できる最高の景色を楽しめます。
美しすぎる!第三砲台跡
タカノス山展望台を降りたら、次はいよいよメインの第三砲台跡へ向かうため、こちらの階段を降りていきます。
感知ライトがあるので暗闇ではありませんが、ヘッドライトや懐中電灯があったほうがいいと思います。
レンガのトンネルを抜けると開けた場所に出てきました。木々の隙間から木漏れ日が差し、幻想的な風景を醸し出しています。
さらに先へ進むと、友ヶ島を象徴する第三砲台でも一番人気のスポットにたどり着きます。綺麗な保存状態で残っているレンガ造りの要塞はずっと見ていられるほど美しいたたずまいです。
ここはアニメでは根津さんに連れられた慎平がひづるさんと出会うシーンで出てきます。
なんか後光差してない⁉
らぴゅカフェ
島の中心地をぐるっと回って、野奈浦桟橋に戻ってきました。ここには島唯一の飲食店、らぴゅカフェがあります。
ドリンクメニューは温かいものはコーヒー・紅茶の他、ポタージュやハーブティ・チャイなど、意外と充実しています。
この日は暑かったので、パインジュースでフェリーが来るまで休憩です。
帰りのフェリーも臨時便が出ていて、11:00のフェリーで戻ることにしました。最終便は16:30になります。乗船券は加太港で回収されてしまうので、記念に写真を撮っておきました。
いよいよフェリーに乗って加太港へ帰ります。今度は景色が見えるように外のデッキに座ってきました。
友の島を構成するひとつ、虎島をみることができました!友ヶ島フェリーは結構スピードがあるのですが、撮影スポットのためかここは少しゆっくり航海していました。
欠航が続いてなかなか行けなかった友ヶ島ですが、他では見られないレンガ造りの砲台や晴天の日に島から見る紀淡海峡の景色は感動でした。
さようなら、友ヶ島。また来るよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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