基本情報
- 城名:高島城(たかしまじょう)
- 別名:諏訪の浮城(すわのうきしろ)
- 城地種類:平城
- 築城者:日根野高吉
- 住所:長野県諏訪市
- 交通:JR中央本線「上諏訪」駅 徒歩約10分
マップ
高島城
高島城ってどんな城?
高島城は、信濃国諏訪郡高島(現・長野県諏訪市高島)に存在したお城で、かつては諏訪湖に突き出した水城で「諏訪の浮城(すわのうきしろ)」とも呼ばれていました。
滋賀県大津市にある膳所城(ぜぜじょう)、島根県の松江城と並んで日本三大湖城の一つとなります。
高島城は、日根野高吉(ひねのたかよし)によって総石垣造で8棟の櫓、6棟の門、3重の天守などが建てられました。
日根野高吉(ひねのたかよし)
日根野高吉?知らない….どんな人?
日根野高吉は織田信長や豊臣秀吉に仕えた美濃国出身の武将です。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、日根野高吉は300人を率いて朝鮮出兵の拠点(補給・連絡・宿場の拠点)肥前国名護屋城に入るなど、秀吉から重要拠点を任せられるほどの重要な存在でした。
また、日根野高吉は高島城の築城だけでなく、京都の伏見城の築城でも功績を挙げ、豊臣政権の反映を支えた人物です。
ふーん。すごい人だったんだね。
そうじゃ、日根野高吉はとくに築城の名手だったんだ。
諏訪の浮島
高島城は1592年(文禄元年)に着工し、約7年ほどかかって1598年(慶長3年)に完成しました。城の際まで諏訪湖の水が迫り、湖上に浮いて見えたことから別名「諏訪の浮城」と呼ばれました。
また、「諏訪の殿様よい城持ちゃるうしろ松山前は海」と歌われた名城であり、諏訪の人々に愛されているお城です。
お土産
お土産は天守閣入口に売っていた味三彩(あじさんさい)を買いました。甘さ控えめで飽きない味です。また、お土産を購入するとロゲットカードを貰えます。
休憩処(ル・ポミエ:Le Pommier)
感想
角櫓、冠木門、冠木橋、天守閣、そして水堀を一度に眺めることができるこの景色は最高でした。
…って写真は茶葉丸が邪魔ですな。