日本一周を走る

067.京大阪道から高野山へ【 日本一周(和歌山県) 九度山駅~高野山】

茶葉丸

こんにちは茶葉丸です🐾

日本一周を夢見て、週末にゆっくりとランニングしてます。東京駅から走り始めて、今回は九度山駅から高野山への道を登ってきました。

 ⏩過去の旅についてはこちらをどうぞ☕

【今回の観光スポット】

九度山駅から高野山へ登るはいくつかありますが、今回は京大阪道をひたすら登ってきました。この道ものっすごい急坂です。

坂道の途中にある「Coffeeしらふじ」でコーヒーを味わいつつ、極楽橋を超えるといろは坂からは登山道が続きます。本格的な観光は次回ということで、今回はサクッと観光してきました。

今回のルート

高野七口『京大阪道』

前回のゴール地点である九度山駅をスタートし、高野七口の一つである京大阪道を登っていきます。

高野七口とは

高野山への入口となる7つの道。
・高野参詣道京大阪道
・黒河道
・大峰道
・相ノ浦道
・有田・龍神道
・高野参詣道町石道・三谷坂
・熊野古道小辺道

京大阪道は南海高野線 学文路駅から不動坂口女人堂までのルートなので、合流地点近くの丹生神社・日輪寺を目指します。途中からは指標が出てくるので安心です。

日輪寺・丹生神社

日輪寺丹生神社に到着しました。案内板の説明書きを読むと、高野山にゆかりのある神社、寺院であることがわかります。

千石橋・二里石

日輪寺・丹生神社から400mほど進むと、川に差し掛かった赤い橋、千石橋が見えてきました。

ここには、堺市~女人堂へ続く西高野街道一三里のうちの二里道標石があります。江戸時代には大阪、堺の町人の米・酒・綿など通商の幹線道として賑わっていました。

縁結びのお地蔵さま

しばらく進むと、鳥居に「縁むすび」と書かれた鳥居が現れました。

お地蔵さまの向かいあった「Lover’s Bench」がかわいい。

Coffeeしらふじ

所々、かなりの角度の登り坂が続く京大阪道。登り疲れたところに救いのカフェが現れました。旧白藤小学校をリノベーションした「Coffeeしらふじ」です。

入ってみるとそこは昔ながらの木造の学校校舎でノスタルジックな風景です。

音楽室には木琴やタンバリン、五線譜の黒板などがありました。

黒電話や黒板などの懐かしアイテムの他、野菜や梅干しなどの販売もありました。

校舎をひととおり見学したところで、カフェスペースへ。

もものかき氷とアイスカフェオレを注文しました。

もものかき氷。甘めのシロップが疲れた体にしみわたります。

アイスカフェオレは二層になっていておしゃれ。

名称Coffeeしらふじ
住所和歌山県伊都郡高野町細川471
(旧高野町立白藤小学校)
アクセス南海高野線紀伊神谷駅 徒歩約15分
営業日土・日・祝日
営業時間9:00~17:00

極楽橋

Coffeeしらふじから先は坂が緩やかになります。1.5kmほどで不動谷川に架かる極楽橋に到着しました。

橋を渡ると空気は一変。ひんやりとしてきました。

ここから高野山に向かうには、大正時代に改修が行われたという迂回ルートいろは坂を通るルートがあります。迂回ルートに行く予定でしたが、路肩陥没のため通行止めとなっていたのでいろは坂へ向かいます。

ここからは山道になってきます。割と整備されていますが、ちょっとした登山になるので歩きやすい靴がおすすめです。

高野山へ入山

不動坂口女人堂

極楽橋から2kmほどで京大阪道の終点、不動坂口女人堂にたどり着きました。

高野山はかつて、女性の入山は禁止されていました。そのため高野七口それぞれに女性がこもって読経や念仏をすることができる女人堂があり、ここは高野山女人堂で唯一残っている建造物です。

向かいにはお竹地蔵と呼ばれる、お地蔵さまがあります。この先、いよいよ高野山に入山します。

徳川家霊台

徳川家霊台は徳川三代将軍家光公が大檀主となり、家康公と忠秀公の御霊を祀るために創建されたものです。

向かって左側にあるのが秀忠公霊屋で、右側が家康公霊屋です。

家康公霊屋のみ鳥居が建立されています。これは家康公が東照大権現という神として祀られていることによるそうです。(Wikipediaより)

名称徳川家霊台
住所和歌山県伊都郡高野町大字高野山682
拝観時間8:30~16:30
拝観料中学生以上 200円小学生以下 無料

和風レストラン 丸万

ランチは昔ながらの味のあるたたずまいの和風レストラン「丸万」でいただくことにしました。

広々として綺麗な店内。14時頃の入店でしたが、空いていました。

メニューはそば・うどん、お寿司を中心に豊富な品ぞろえで、英語と中国語の表記があります。

にしんそばを注文しました。大きなニシンがどんと乗っています。ちょうどよい塩加減が疲れた体にしみこみます。

名称和風レストラン 丸万
住所和歌山県伊都郡高野町高野山778
アクセス千手院橋(西)バス停そば

新名所 高野山デジタルミュージアム

高野山デジタルミュージアムは2022年8月にグランドオープンした新しい施設です。

中はVRシアター、ミュージアムショップ、カフェスペースとなっていて、モダンな造りの建物になっています。

高野山ブレンドという猿田彦珈琲プロデュースのドリップコーヒーやレトルトの高野山精進カレーなど、オリジナル商品が立ち並んでいます。

こちらでは壇上伽藍見学の予習をするため、VRシアターを見てきました。弘法大師の三鈷杵(さんこしょう)や根本大塔・西塔についてスクリーンとスマートフォンを使って説明してくれます。ここでしか見られない映像もあるので、ぜひ観に行くことをおすすめします。

名称高野山デジタルミュージアム
住所和歌山県伊都郡高野町高野山360
営業時間10:00 ~ 17:00
(フードL.O. 16:00)
VR鑑賞高校生以上1,000円 中学生以下500円
Web前売券(日時指定):
高校生以上800円 中学生以下300円

歴まちカード【高野山】

高野山デジタルミュージアムのすぐ近くにある高野山観光情報センター。地図やパンフレットがたくさん置いてあり、とてもきれいな建物です。こちらでは高野山の歴まちカードを配布しています。

こちらのカードは壇上伽藍の色鮮やかな根本大塔のデザインです。

名称高野山観光情報センター
住所和歌山県伊都郡高野町大字高野山357
営業時間9:00~17:00
定休日12月29日~1月3日
茶葉丸

登り坂が大変で疲れちった💦次回は高野山奥の院まで観光するよ!

最後までご覧いただきありがとうございました。
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